額と鏡の関係に何を感じますか?
絵にとって額は住まいだと…確かにその通りですね、そこに暮らす物がどんなに着飾っていても暮らしている【住まい】が貧しければその姿はとても滑稽に写るのかもしれません。その物にふさわしい【額】を与えられた時、その物の魅力は初めて輝くのでしょう…ならば鏡と額の関係は。。。鏡はもろく割れやすく素手で扱うには危険であります。鏡は人を映す為に作られた物、鏡に映った自分はいま満たされているのでしょうか?
欲で形成された人が満たされる事は永久にないでしょう…しかし毎日映る自分は毎回違う表情を見せてくれます。良い事があった時、悲しい事が起きた時、だから今日も鏡に自分の姿を映すのかもしれません。そして、その自分が映る【住まい】には希望を込めた
華やかな【額】もいいでしょう…ただ今の私には華やかな
【住まい】は少々疲れてしまうので、真面目で誠実さが宿っているこの古い額に自分を映す事にします…。先日、素晴らしき古物の仲介人
Rudi氏から譲って頂いたこの古い鏡、長い年月沢山の表情を受け止めてきたのでしょうね…額に映る姿はとても柔らかく心を和ましてくれる様です。そして、その物を選ぶ人柄もその物に宿るのでしょう…
3月10日にオープンを控えている恵比寿の〈ECRITURE〉を覗かせて頂きました! 古田氏とRudi氏による
古物とジュエリーとのコラボレーションが展開される店内はまだ工事中ではありますが壁や床、棚などが設置され新しき命が吹き込まれるのを待っているかの様でした…そんな店内で古物談議に花を咲かせ楽しい一時を過させて頂きました。そこでRudi氏やYokoさんから素敵な言葉を沢山頂きました、
この場を借りて「ありがとうございました」